画素数と解像度

アルバム写真をカメラで撮影しているお客様からの問い合わせがあり、多くの方々にもご理解いただくのが良いと判断し、ブログ欄に回答を掲載しました。

お問合せ1.この機械では写真機の解像度換算で○○画素数相当ですか?

ToRiZoは撮像素子としてラインセンサーを使用していますので、解像度をdpi (dots per inch)で表します。
速度優先モードですと300dpiで画像を撮り込み、画質優先モードでは600dpiで撮り込みます。
計算式は 画素数=よこ方向のピクセル数xたて方向のピクセル数 ですので、撮り込む写真の大きさにより画素数は異なります。

例えばToRiZoのフルサイズに近い KGサイズ(102x152mm)の写真の場合はインチに換算すると、4.0×6.0 inchですので
600dpiで撮り込んだ場合の総画素数は 4x600x6x600=864万画素となります。

ちなみに300dpiの場合は、216万画素となります。

パソコンやテレビモニターのフルハイビジョンの解像度は、1920×1080=207万画素ですので、300dpiで撮り込んだデータでもこの大きさの写真であれば100%の倍率で1:1対応といえます。

今話題の4K規格の解像度はタテヨコともにフルハイビジョンの2倍、総画素数では4倍ですので、約800万画素となります。
KGサイズの写真であれば600dpiで撮り込んでおくとこれに対応できる計算となります。

お問合せ2.実際に写真をこの機械で取り込んだ事例をお送りいただけないでしょうか?

データサイズが大きいため本ページに貼り付けた以下の画像でご確認ください。

(1)300dpi撮り込み画像

300dpi写真

(2)600dpi撮り込み画像

600dpi写真

 

ご質問以外の説明

1200万画素のデジカメで撮影した画像を参考に添付しました。

120万画素写真

この画像の問題点は、

A. 光が表面に反射してむらとなっています。
カメラで撮影するときには表面反射を避けるために光源に工夫が必要となります。
工夫なしの場合は上の写真の様になります。

B. ピントが甘い。
手ぶれ防止だけでは難しく、三脚などでカメラを固定する必要があります。

C. 画像が歪んでいる。
真上から三脚でカメラを固定し画面一杯に写し込まなければ、有効画素数を活かしきる事はできません。
少しでもななめから撮影すると画像が歪みます。

その点ToRiZoを始めとするスキャナーは密着型で、等倍で撮り込みかつ光源も適正に配置された一体型なので、効率よくかつ高画質で写真をデジタルデータ化できます。